経済的自立を目指している身としては、定期的にマネー系の本を読んで、資産形成へのモチベーションを保っています。
今回は「お金は君を見ている」です。
印象に残った言葉は、
”これ以上働く必要がなくなった日があなたの「独立記念日」だ”
”資産を生み出せるようにするのが独立運動のスタートだ。”
の2つ。
この部分を読んで、今まさに自分は独立運動の真っ最中なんだと実感しました。
何からの独立かを考えれば、「(やりたくない)労働」からの独立なんだとは思うけれど、より広い視点で見れば、「資本主義に呑まれて生きる自分」からの独立なのではないかと思いました。
経済的自立とは言い換えれば「資本主義の波を乗りこなして生きる自分」になることです。
日本では、お金の話をすることはよくないことと考えられていますが、資本主義経済の世界にある日本にいながら、お金(資本)の話を避けるのは、これから先できなくなっていくのではないかと思います。
新NISAや日経平均史上最高値更新などが話題にあがる昨今、本書のようにお金の本質について触れられた本がたくさん書店に並んでいます。
「投資はギャンブル」と考えるのではなく、一人でも多くの方が、「お金とは?」「投資とは?」などマネーリテラシーを高められるように、一冊でもいいので良書と呼ばれるマネー本を読んでもらえたら、日本の投資環境ももっとよくなるのだと思います。
本書はもちろん良書の部類に入ります。おすすめできます。
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